海外勢9週連続買い越しも金額縮小、個人売り-2月4週日本株

2月第4週(20-24日)の日本株 市場で、海外投資家が9週連続で買い越したことが東京証券取引所の データで明らかになった。

東証が1日に発表した同週の投資部門別売買動向によると、東京、 大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家は差し引き784億 円買い越した。買越額は前の週の2407億円と比べ約3分の1に縮小。

2月4週の日経平均株価は263円(2.8%)高と3週連続で上昇。 中国人民銀行が預金準備率の引き下げを決め、世界的な金融緩和への 期待が広がった。また、外国為替市場では約6カ月半ぶりに1ドル= 80 円台に乗せる円安が進み、輸出関連株を中心に買いを集めた。

みずほ証券グローバル調査業務部の堀内隆文ストラテジストは、 この週の海外勢について「欧米株が高値圏でもみ合う中、年初から続 けてきたリスクテークのペースをやや落とした」と指摘。日本株の急 ピッチな回復で過熱感も出始めたため、目先の利益を確定する売りも 一部で出たと見ていた。

一方、国内勢は個人投資家が10週連続で売り越し(911億円)た ほか、年金資金の動向などを含む信託銀行は2週連続で売り越し(876 億円)。生保・損保(293億円)、その他金融機関(77億円)も売り越 した。国内の買い越し主体は、証券自己(1556億円)、その他法人(142 億円)、事業法人(48億円)など。

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