アップル、公正な判断求める-中国での商標権めぐる上級審

米アップルはタブレット型端末「i Pad(アイパッド)」の商標権をめぐってプロビュー・インターナシ ョナル・ホールディングス(唯冠国際)の深圳部門と争っている訴訟の 上級審で、「公正な」判断を裁判所に求めた。

広東省高級人民法院(高裁)で2月29日に行われた審理では両社の 弁護士が6時間近くにわたって主張を展開。その後、判事が和解の意向 を尋ねた。両社弁護士はそれぞれの依頼人と協議すると説明。次回審理 や判決の日程が示されることなく、その日の弁論は終わった。

下級審では昨年11月、中国でのiPad商標権をめぐる2009年の譲 渡契約は、実際に商標権を所有していたプロビューの深圳部門が当事者 となっていなかったため無効だとの判断が下された。アップルはそれを 不服として上訴していた。敗訴すれば、アップルは損害賠償を求める訴 訟にさらされ、米国以外で同社にとって最大の市場である中国全土でi Pad販売が禁止される恐れがある。

アップルの弁護士は2月29日の弁論の結びで、「われわれはiPa dの商標権の価値を生み出した。それは誰でも承知していることだろ う」と主張した。

今回の訴訟は、プロビューの台湾部門に中国での商標権を売却する 権利があったのか、あるいは深圳部門と債権者にその権利があったのか どうかが争点。アップルはiPadの商標権取得でプロビューの台湾部 門に3万5000ポンド(約450万円)を支払っている。

--Edmond Lococo. Editors: Michael Tighe, Douglas Wong

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi +81-3-3201-8984 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Kanta Watanabe

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