ブラジル下院が公務員年金の支給額制限法案を可決-上院送付

ブラジル下院は29日、公務員への年 金支給額に上限を設ける法案を可決した。法案は上院に送付される。格 付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは年金支給額に上限 が設定されれば、同国の信用格付けの引き上げにつながる可能性がある と指摘している。

下院は退職した公務員に対する年金支給額を月額3916レアル(約18 万5000円)に制限する法案を賛成318、反対134で承認した。政府の推計 によると、昨年の財政赤字は940億レアルで、年金支給不足額が約3分 の1を占める。上院も同法案を可決すれば、不足額は徐々に減少する見 通しだという。

ムーディーズの中南米ソブリン格付けグループ責任者、マウロ・レ オス氏は電話インタビューで、「ブラジルの年金改革がまとまれば、信 用格付けにとってプラスの材料となる」と指摘。「将来の格上げに貢献 する可能性がある要因だ」と述べた。

原題:Rousseff Bid to Cut Brazil Pension Deficit Passes First Test (1) (抜粋)

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