ブルームバーグ消費者信頼感指数、約4年ぶり高水準近辺を維持

米国の消費者信頼感指数は先週、約 4年ぶり高水準近辺を維持した。米経済の動向に対する悲観的な見方が 和らいだ。

1日発表された2月26日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指数 はマイナス38.8となった。前週はマイナス38.4と、2008年4月以来の高 水準に改善していた。同指数は3週連続でマイナス40より良くなった。 マイナス40はリセッション(景気後退)およびその直後の時期の水準。

調査では4週連続で、回答者の過半数が家計の状況について前向き な見方を示した。こうした見方が4週連続で半数を超えるのは2008年以 来。ただ、雇用の伸びと株式相場の上昇が消費者心理を支える一方で、 ガソリンの値上がりが信頼感の上昇への圧迫要因となっており、家計消 費に水を差す恐れもある。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「現時点では、労働市場の安定化と株 価上昇がガソリンの値上がりによる影響を一部、緩和しているようだ」 と指摘。ただ、「ブルームバーグ消費者信頼感指数はガソリン価格の上 昇と強い逆相関の関係があり、値上がりが続いた場合には指数が悪化す る可能性が高い」と述べた。

消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数のうち、消費環境の 指数はマイナス43.4(前週マイナス42.7)、家計の指数がマイナス0.5 (前週プラス1)と、いずれも小幅ながら低下した。一方、景況感の指 数はマイナス72.4と、前週のマイナス73.3から改善した。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の 消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を 基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤差率はプ ラス・マイナス3ポイント。

原題:U.S. Consumer Comfort Last Week Holds Close to Four-Year High(抜粋)

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