ばら積み船の海運レート:30日続落-1月の下落率、85年以降で最大

商品運搬コストの指標となるバル チック・ドライ指数は30営業日連続で下げ、1月の低下率はバルチッ ク取引所(ロンドン)が統計の発表を開始した1985年以降で最大とな った。

バルチック取引所によると、バルチック・ドライ指数は31日、

3.1%下げ680と、2008年12月9日以来の低水準まで下げ、1月の 月間ベースの低下率は61%となった。

気象条件が原因で複数の港湾の利用に支障が出る一方、新造船の出 荷により鉄鋼原料の鉄鉱石などの原材料を運搬する船舶の供給過剰が悪 化。ばら積み船の用船レートは今年に入って最大80%下落した。コモ ドール・リサーチ・アンド・コンサルタンシー(ニューヨーク)のマネ ジングディレクター、ジェフリー・ランズバーグ氏によると、中国の鉄 鋼価格が伸び悩んだことも用船レートの下落につながった。同国は世界 最大の鉄鋼生産国。

ランズバーグ氏は電話インタビューで「新造船供給と中国の鉄鋼業 界のパフォーマンスを考え合わせると、1月がこれほど困難な状況とな った理由が分かる」と指摘した。世界鉄鋼協会の統計によると、中国の 鉄鋼生産は昨年11月まで6カ月連続で減少した。

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