ブラジル株:ボベスパは続伸、月間ベースで6年ぶりの大幅上昇

31日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続伸。1月としては2006年以来の大幅上昇となっ た。身売り観測から住宅建設会社ガフィーザが買いを集めたほか、欧州 債務危機は解決に向かっているとの楽観的な見方が広がった。

ガフィーザは6%高。米国の投資家グループに身売りすると、ニュ ースレターのレラトリオ・レゼルバードが伝えたことが手掛かり。鉄鉱 石生産最大手ヴァーレは2.5%値上がり。海外部門の利益に対する税金 の未払い問題で、裁判所の判断が覆ったと発表したことが好感された。 一方、ブラデスコ銀行の決算が予想に届かなかったことから、金融株は 売られた。

ボベスパ指数は前日比0.5%高の63072.31で終了。1月の上昇率 は11%となった。指数構成銘柄のうち上昇が41銘柄、下落は25銘柄。 通貨レアルは0.1%高の1ドル=1.7468レアル。

レメ・インベスチメントスのジョアン・ペドロ・ブルガー氏は電話 取材で、「投資家はブラジル株について非常に前向きのようだ。欧州問 題に対する楽観的な見方がもう少し強まれば、ボベスパ指数も上昇が続 くだろう」と指摘した。

前日の欧州連合(EU)首脳会議ではほぼすべての加盟国が財政規 律の強化で合意。同協定により高債務国に対し迅速な制裁が可能になる とともに、各国は国内法で均衡財政の規定を定めることが求められる。 ギリシャのパパデモス首相は、今週中に債券保有者との交渉完了を目指 していることを明らかにした。

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