ギリシャ債保有者、景気回復で損失負担軽減のワラント確保へ-関係者

ギリシャの債務スワップをめぐ り同国と交渉している国債保有者は、経済成長率が回復した場合に受 け取り分が増え、交換する新発債の表面利率低下の影響を緩和するワ ラントを確保する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らか にした。

事情に詳しい関係者によれば、アテネで先週末に開かれた協議で は、欧州当局者から一段の損失負担を迫られた債権団が、債務スワッ プで受け取る新発30年債の表面利率を当初求めていた平均4.25%か ら最低3.6%に引き下げた。

表面利率を引き下げたことで投資家の推定損失負担は70%以上 になるが、ギリシャ景気が回復した場合に債券保有者への支払いを増 やす「国内総生産(GDP)ワラント」を導入することで、正味現在 価値での損失は推定0.5-3ポイント軽減される。関係者2人が、交 渉は部外秘だとして匿名を条件に語った。

関係者によると、ギリシャと民間債権団は原則としてこのワラン トを含む暫定合意に近づいている。債権者に交換を促す誘因が加わっ たため、ギリシャの債務は同国の法律ではなく英国の法律に準拠する ことになる。ただギリシャが欧州連合(EU)と国際通貨基金(IM F)からの第2次支援の条件を履行できか疑念が残るとして、合意は 当面保留になっているという。

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