クレディ・スイス、2011年のボーナスを25%圧縮も-モルガンS

スイスの銀行2位、クレデ ィ・スイス・グループは2011年のボーナス支払いに充てる資金を前 年から25%減らす可能性があると、モルガン・スタンレーのアナリ ストが指摘した。投資銀行部門は2四半期連続の赤字と予想している。

モルガン・スタンレーのアナリスト、ヒューバート・ラム、ヒュ ー・ファンステーニス両氏は31日のリポートでまた、37億8000 万スイス・フラン(約3160億円)規模のボーナスのうち約8億フラ ンがデリバティブ(金融派生商品)を裏付けとした債券で支払われる との見通しも示した。

クレディ・スイスはアナリストの予想についてコメントを控えた。 同行は「パートナー・アセット・ファシリティー2(PAF2)」と いう名前のこの債券で支払うボーナスの額を明らかにしていない。こ の債券は同行のリスク軽減と資本状況の改善を目指して組成された。

2010年にはボーナスの総額を前年から27%減らし約50億 5000万フランとしていた。同年の純利益は24%減の51億フランだ った。モルガン・スタンレーのアナリストらはクレディ・スイスの 11年利益が前年からほぼ半減し26億4000万フラン程度となると 予想。10-12月(第4四半期)は全行が4500万フランの利益、投 資銀行部門が赤字になるとみている。

アナリストらは第4四半期の予想について、「投資銀行部門のコ スト構造に収入減を吸収するのに十分な柔軟性が欠けていることによ る困難を反映した」と説明。クレディ・スイスが「高いエクスポージ ャーを持つクレジットと株式の分野」で、すでに決算を発表した米銀 の収入が特に弱かったことも指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE