ユーロ圏:12月失業率10.4%、前月比変わらず-14年ぶり高水準

ユーロ圏17カ国の昨年12月 の失業率は前月から変わらずで、ほぼ14年ぶりの高水準にとどまっ た。債務危機の深刻化と景気減速を背景に、企業が雇用削減を進めて いることが示された。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が31日発表したと ころによると、12月の失業率は10.4%と、11月(改定前=

10.3%)に並んだ。これは1998年4月以来の高水準。ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト調査でも10.4%が見込まれていた。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フ ランクフルト在勤)は「スペインやギリシャなど危機に見舞われてい る国々では失業者がさらに増えるだろう」と述べ、「消費需要にとっ ては悪材料だ。前四半期にマイナス成長となったユーロ圏経済は、今 四半期も縮小するだろう」と語った。

ユーロスタットによると、27カ国から成るEU全体の12月の 失業率は9.9%で変わらず。ユーロ圏の失業者数は約1650万人で、 前月から2万人増えた。

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