欧州銀の社債保証コスト、1月は過去最大の低下へ-ECB資金供給で

クレジット・デフォルト・スワ ップ(CDS)市場で、欧州金融機関の社債保証コストが1月に月間 ベースで過去最大の低下となるもようだ。欧州中央銀行(ECB)が 昨年12月に3年物オペを通じて4890億ユーロ(約48兆8000億円) を金融機関に供給したことが寄与した。

JPモルガン・チェースによると、ロンドン時間31日午後3時 (日本時間2月1日午前0時)時点で、欧州の銀行・保険25社の優 先債に連動するマークイットiTraxx金融指数は前日比6ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の220bp。月初から57 bp下げている。2004年にデータ収集を開始した同指数は、投資家 の信頼感が改善すれば低下する傾向にある。

ECBは2月末に2回目の長期リファイナンシングオペ(公開市 場操作、LTRO)を計画している。英紙フィナンシャル・タイムズ (FT)は31日、この金利1%の3年物オペで欧州の銀行は最大1 兆ユーロの供給を求める可能性があると報じた。銀行はオペ資金を利 用して、金利差が2.5ポイントを超える国債を購入している。

クレディ・アグリコルのアナリスト、オーランド・グリーン氏 (ロンドン在勤)は「この種の金融刺激は高リスク資産にとって確か にプラスだ」と述べ、「重要な要素の一つは、ECBの融資に対して 極めて多くの需要が存在することだ」と説明した。

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