サンタンデール銀の10-12月:利益急減-不動産関連の引き当て響く

スペインの銀行最大手、サンタン デール銀行の2011年10-12月(第4四半期)決算は、国内の不動産 関連の引き当てと英国およびブラジル部門の利益減少が響き、大幅な 減益となった。

31日の同行届け出資料によると、純利益は4700万ユーロ(約47 億円)と、前年同期の21億ユーロから減少。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたアナリスト10人の予想平均は17億8000万ユーロの利益 だった。

スペインでは不動産バブル破裂に伴い、銀行は不動産関連資産で の一段の評価損計上をラホイ新政権から迫られている。サンタンデー ルはスペインの不動産に関連し18億1000万ユーロを引き当てた。ポ ルトガル部門ののれん代6億ユーロも償却した。

11年の通期純利益は53億5000万ユーロと、前年の81億8000万 ユーロから減少。一時的な項目を除いた通期利益は70億2000万ユー ロだった。エミリオ・ボティン会長は昨年6月、11年利益は前年並み との目標を示していた。

ブラジル部門の11年10-12月期利益は6億3700万ユーロと、前 年同期の7億5100万ユーロから減少。英部門は3億8800万ユーロに 減少した。前年同期は4億3600万ユーロだった。

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