キリンHD:前期純利益は39%減-豪州や中国子会社などの減損で

キリンホールディングスの前期 (2011年12月期)連結純利益は、前の期に比べて39%減少したもよう だ。豪州や中国子会社で固定資産減損損失が発生したのが響いた。

キリンHDが31日開示した資料によると、前期純利益は70億円(前 の期の実績は114億円)に減った見通しだ。固定資産減損損失を100億 円、投資有価証券評価損を18億円追加計上したことや、その他の特別損 失項目などが増加した。

純利益の従来予想は270億円だった。キリンHDのIR担当、河崎 元氏は予想に比べて利益が200億円少なかったことについて、66億円は 豪子会社ライオン社で発生したとし、「乳製品、飲料などのブランド価 値とワインの固定資産の減損が主要因だ」と述べた。そのほか中国の酒 類子会社でも22億円の固定資産減損損失が発生した。

みずほ証券の佐治広アナリストは「想定された豪子会社の減損額は 予想を下回ったが様々な下方修正要因が出てきたことから悪材料出尽く しとは言えない」とし、天候要因などから豪州事業は引き続き厳しい展 開が予想されると展望した。

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