富士通:今期純利益予想42%減額、タイ洪水で-市場予測も下回る

富士通は31日、今期(2012年3月 期)連結業績予想を下方修正、純利益に関しては従来比42%減額した。 タイ洪水での部品調達難や対ユーロでの円高、国内外でのIT(情報技 術)市場の低迷などを織り込んだ。

修正後の純利益予想は350億円と、ブルームバーグ・データによる アナリスト17人の事前予想平均539億円を下回っている。前期比では 従来、8.9%増を見込んでいたが、修正で逆に37%減予想となった。

営業利益予想も従来比26%減額の1000億円と、市場予想の1217億 円に届いていない。タイ洪水による営業損益への影響は170億円と想 定。売上高予想も従来比1.1%減らし、4兆4900億円とした。

パソコン販売予想は従来比30万台減らし630万台とした。山本正已 社長は昨年12月のインタビューで、タイ洪水に伴うハードディスクドラ イブ(HDD)調達不足から、計画未達の可能性があると発言してい た。一方、携帯電話に関しては、スマートフォン(多機能携帯)好調を 理由に同70万台増やし、770万台とした。

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