ブラックロックのドール氏:QE3の可能性低い-グロース氏と好対照

世界最大の資産運用会社、米ブラ ックロックは、米経済が拡大していることを理由に、米連邦準備制度理 事会(FRB)が債券購入を通じた量的緩和第3弾(QE3)を見送る との見方を示した。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) で世界最大の債券ファンドを運用するビル・グロース氏はあと数回の 量的緩和を予想しており、両社の見通しは好対照だ。FRBは景気支 援のため2回の量的緩和策を実施し、計2兆3000億ドルの債券を買い 取っている。バーナンキFRB議長は今月25日、追加の購入プログラ ムを検討していると述べた。

ブラックロックのチーフ株式ストラテジスト、ボブ・ドール氏は 31日にブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「米経済が警 告を発した場合に限ってQE3は実施される」と述べ、「バーナンキ議 長はまさかの時にだけQE3を利用するだろう」と語った。

一方、グロース氏は先週、第3、第4、第5弾の量的緩和が「待 ち受けている」との見方を米簡易ブログのツイッター上で示していた。

ドール氏はまた、「米国の経済成長率が2.5-3%となり、失業率 が低下している限り、緊急事態ではない」と述べ、「QEは緊急事態の ために取ってある」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE