アップルの牙城揺るがず-サムスン電子だけが「勝ち組」の仲間入り

米グーグルの基本ソフト「アンド ロイド」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)メーカーで、年 末商戦で米アップルに対抗できたのは韓国のサムスン電子だけだった。

昨年10月に「iPhone(アイフォーン)4S」を発売したア ップルは同年10-12月期(第4四半期)のスマートフォン市場で首位 に立った。米2位の携帯電話会社AT&Tのネットワークを使う940 万台のスマートフォンうち760万台がiPhoneだ。米最大手のベ ライゾン・ワイヤレスでは770万台のうち56%がiPhone。

アップルは10-12月期に世界中で過去最高となる3700万台のi Phoneを販売。アンドロイドを搭載した大量の機種がアップルの牙 城を侵食するとの観測を一蹴している。市場調査会社IDCの上級アナ リスト、ラモン・ラマス氏は「アンドロイド機を発売するメーカーは大 胆になる必要がある。今回はアップルのクリスマスだった」と述べる。

アップルに部品を供給するサムスン電子も、「ギャラクシー」シ リーズでスマートフォン市場での成功を勝ち取った。調査会社ストラテ ジー・アナリティクスによれば、10-12月期にアップルに次ぐ2位と なったサムスン電子は、2011年の年間販売台数ではトップだ。

テクノロジー・インサイツ・リサーチ(ニューヨーク)の上級ア ナリスト、ネハル・チョクシ氏は、アップル、サムスン電子両社とも 「勝ち組だ」と話す。この2社だけで10-12月期に7000万台を超え るスマートフォンを販売し、米モトローラ・モビリティ・ホールディン グスや台湾の宏達国際電子(HTC)、韓国のLG電子を突き放してい る。

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