中国人民元:対ドルで今年最大の上昇-ギリシャ債務交渉の進展を好感

中国人民元は31日、ドルに対し今 年最大の上昇となった。欧州債務危機が解決に向けて前進しつつある との楽観的観測が広がった。1週間にわたる春節(旧正月)の連休が 終わり、輸出企業の元需要が高まるとの見方も背景にある。

人民元は一時、月間ベースで18年ぶりの大幅な下げとなっていた が、ギリシャのパパデモス首相が債権団との債務スワップ交渉が前進 していると述べたことを受けて大幅な上昇に転じた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上 海市場で前日比0.36%高の1ドル=6.3085元と、1営業日の上昇率と しては昨年12月30日以来最大。今月は0.23%下落した。

ブルームバーグが集計したデータでは、香港のオフショア市場で 元は前日比0.17%高の6.3025元。今月の上昇率は0.7%。元の1年物 ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は前日比ほぼ変わらずの

6.2835元。上海スポット取引の元相場に対するプレミアム(上乗せ幅) は0.4%。月間では1.6%高と、昨年8月以来の大幅な値上がり。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE