三菱商事、4-12月期の純利益は2.2%増

三菱商事の2011年4-12月期連結業 績(米会計基準)は純利益が前年同期比2.2%増加した。原油価格の上 昇が寄与しエネルギー部門が好調だったほか、化学品や生活産業部門も 伸びた。通期予想に対する進ちょく率は82%。

31日に同社が発表した資料によると、4-12月期の連結純利益は前 年同期を80億円上回る3702億円だった。原油価格の上昇が寄与し、エネ ルギー事業部門の純利益は前年同期比36%増の992億円と通期見込みの 1000億円に迫る水準だった。化学品部門は一過性利益の計上などで47% 増の314億円、生活産業部門は12%増の423億円だった。

一方、金属部門は1454億円と前年同期を443億円下回った。チリ鉄 鉱石事業の株式交換益計上の反動や収益頭である豪石炭子会社の販売数 量減が響いた。

12年3月期通期の連結純利益予想は前期比2.8%減の4500億円と従 来見通しを据え置いた。

会見した上田良一副社長は「足元の資源価格は弱含んでおり、欧州 債務問題を受けた世界経済の動向など事業環境は先行き不透明さを増し ていることから業績見通しは据え置いたが、達成確度はかなり高まって いる」と述べた。

三菱商の株式は決算発表前に前日の終値を下回る場面もあったが、 決算発表後は上昇基調を強めて一時前日比21円(1.21%)高の1750円ま で上昇した。この日の株価終値は1739円。

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