「大き過ぎてつぶせない」問題、間もなく終息-タッカー英中銀副総裁

イングランド銀行(英中央銀行) のタッカー副総裁は、20カ国・地域(G20)で大規模金融機関の破綻 に関する「共通の整理体制」が法制化されれば、「大き過ぎてつぶせな い」問題の終息が手の届くところに来る、その突破口になるとの認識を 示した。フィナンシャル・タイムズ紙に掲載された同副総裁の著書 「Investing in Change(変化への投資)」の一部要約版の中で述べ た。

同副総裁は世界的な金融システムを改革するにあたって二つの「最 も重要な課題」があることは明らかだとし、その一つが銀行機能を市場 経済の中の正しい位置に戻すことで、二つ目が「グローバルファイナン スに関してこれまでよりも幅広い視点を持つこと」だとしている。

そのうえでタッカー副総裁は、G20は「伝統的な政策選択を超え た」改革を確実なものとするとともに、金融機関の破綻を秩序だって処 理するための「信頼できる体制」を創設することで「大き過ぎてつぶせ ない」問題を「絶対に」解決する必要があると強調している。

また、金融安定化理事会(FSB)が債権や株式の保有者に損失を 分散させる「整理体制」を提案したことについて同副総裁は、銀行の重 要な機能を継続させることになると述べた。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 中川寛之 Hiroyuki Nakagawa +81-3-3201-8374 hnakagawa@bloomberg.net  Editor:Masashi Hinoki 記事に関するエディターへの問い合わせ先:

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