米国市場の中国株:4カ月半ぶり高値から下落-チャルコが安い

米国市場で取引される中国株は30 日、4カ月半ぶり高値から下落した。中国当局者は景気と企業収益を 押し上げるために必要な金融緩和に消極的との観測から、チャルコ (中国アルミ)を中心に値下がりした。

米国で取引される中国企業トップ55社を対象とした時価総額加 重ベースの株価指数、ブルームバーグ中国・米国55指数は前週末比

1.5%安の102.61。27日には終値ベースで昨年9月15日以来の高 値を付けていた。アルミニウム生産で中国最大手のチャルコは3カ月 ぶり大幅安。2011年の純利益は前年比で50%余り減少したもようだ との発表が響いた。

バークレイズやJPモルガン・チェースのエコノミストは中国が 1週間の春節(旧正月)連休前にここ2カ月で2回目となる預金準備 率の引き下げに踏み切ると予想していたが、中国人民銀行(中央銀行) は動かなかった。中国本土の金融市場は春節の連休を終えて30日に 取引を再開した。

デルテック・アセット・マネジメントのマネジングディレクター、 グレッグ・レスコ氏は30日の電話取材で、「中国から預金準備率の 引き下げについて何らかの発表があると期待していた一部の人々はが っかりしているだろう」と述べた。その上で、「相場はかなり上昇し ており、調整局面を迎えても驚きではない」と付け加えた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は30日、前営業日(20日)比1.5%安で引けた。 香港のハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比2.6%安と、昨年 12月9日以来の大幅な下げ。香港市場は3日間の休場後、26日に取 引を再開している。

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