富士フH震災以来の下落率、業績下方修正でJPM「中立」に-東京市場

富士フイルムホールディングスの株 価が大幅安、東日本大震災直後以来の下落率を記録している。円高やタ イ洪水の影響などで今期(2012年3月期)業績予想を大幅に下方修正、 JPモルガン証券は投資判断を「中立」に引き下げており、売り注文が 相次いだ。

株価は一時前日比9.4%安まで売られ、昨年3月15日の13%以来の 日中下落率を記録した。午前終値は同124円(6.4%)安の1817円で、日 経平均への下落寄与度は4位。業績修正では営業利益予想を1100億円と 従来比2割下げ、純利益はほぼ半減の280億円とした。

JPモルガン証の森山久史アナリストは31日付のリポートで、昨 年10-12月期業績ではドキュメント事業の弱さが同証券の「予想以上に 大きかった」と指摘。「フイルム関連の収益構造から脱却」して年 間1000億円以上の営業益を上げられるようになった点は評価できるが、 「バリエーションがセクター平均を超えるには時間を有する」ため投資 判断を下げた、と説明している。

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