米20都市住宅価格:11月は前年比3.7%低下、マイナス幅が拡大

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昨年11月の全米20都市の住 宅価格は市場予想以上に低下した。差し押さえや担保割れ物件が米住 宅市場の改善に足かせとなっていることが示された。

31日発表された全米20都市を対象にした昨年11月の米スタン ダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数 は、前年同月比で3.7%低下した。10月は同3.4%低下していた。 ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は3.3%の 低下だった。

ノムラ・インターナショナル・セキュリティーズのシニアエコノ ミスト、エレン・ゼントナー氏(ニューヨーク在勤)は、「住宅価格 は底入れしたかのように見えていたが、その後一段と悪化してきた。 さらに下降するだろう」と指摘。「雇用と給与の拡大に勢いが付けば、 今後起こりそうな差し押さえを幾分か緩和する効果があるだろう」 と述べた。

20都市のうち18都市で住宅価格が前年比で低下。特にアトラ ンタでは前年比11.8%、ラスベガスも9.1%それぞれ値下がりした。 一方、デトロイトでは3.8%上昇したほか、ワシントンも0.5%値上 がりした。

11月の住宅価格指数は季節調整済み前月比で0.7%低下した。 前月も0.7%の低下だった。季節調整前の指数は前月比1.3%低下。 20都市のうち19都市で価格が下落した。

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