ブラジル株:ボベスパ指数は続落-商品相場安でブラスケムが安い

30日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が続落。欧州債務危機が世界経済の成長を損 なうとの懸念が再燃して商品相場が下落し、資源株が売られた。

石油化学会社ブラスケムを中心に資源株が安い。ブラジル石 油公社(ペトロブラス)は石油相場安を背景に0.4%値下がりし、 1週間ぶり安値となった。ブラデスコ銀行は1.6%、イタウ・ウニ バンコ・ホールディングは1.7%それぞれ下落。JPモルガン・チ ェースが両行の投資判断を「オーバーウエート」から「ニュート ラル」に引き下げたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前週末比0.2%安の62770.01で終了。13日以 来の下げ幅となった。指数構成銘柄のうち下落が38銘柄、上昇は 31銘柄。通貨レアルは0.7%安の1ドル=1.7488レアル。

ドイツのメルケル首相は第2次ギリシャ救済パッケージに関 し、債務減免をめぐる銀行との協議が完了していないため最終決 定されることはないと語った。ギリシャのベニゼロス財務相は同 国の予算実施を監督する委員を欧州連合(EU)当局が設置する との報道について、「国家の尊厳」に関わるとして同提案を拒否し た。

レガン・アドミニストラサン・ジ・レクルソス(サンパウロ) の運用担当者ファウスト・ゴウベイア氏は電話インタビューで、 「再びギリシャに注目が集まっており、何らかの結果が出るまで この問題が繰り返し材料になるだろう」と指摘。「商品関連銘柄が この全ての不確実性のあおりを最も強く受けた」と述べた。

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