ECBのノボトニー氏:ユーロ圏、今年はリセッション局面も

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、オーストリア中銀のノボトニー総裁は30日、ユーロ圏は今年 リセッション(景気後退)入りする可能性があるとの見解を示した。ま たECBの責務は物価安定以外にも及ぶと指摘した。

ノボトニー総裁はベルリンでのイベントで、今年の「ある局面で、 ユーロ圏全体で景気停滞ないしリセッションに陥る可能性があるという のが私の見解だ」と発言した。

同総裁は、ECBの主要責務は物価の安定を確保することだとした 上で、この目標がいったん達成されれば、物価安定を危うくすることが ない限り、自由に経済成長を支援できると述べた。中銀は「ローマが燃 えるのを黙って見ている」わけにはいかないと強調した。

同総裁は、ECBは中期的にインフレ、デフレとも同様に闘う必要 があると指摘。政策金利はゼロという下限があるため、デフレとの闘い の方が困難だと説明した。ユーロ圏の今年のインフレ率については2% 「未満になるのは明らかだ」と述べた。

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