NY金先物:反落、ドルの上昇で代替需要が後退-1734.40ドル

ニューヨーク金先物相場は反落。 先週末は7週間ぶり高値を付けていた。金融支援の見返りにギリシャ に経済監視の受け入れを求める案に対し、同国が反対の意向を示唆し たことからドルが上昇。代替投資先としての金の需要が後退した。

ドイツのメルケル首相は、この日の欧州連合(EU)首脳会議 (サミット)で第2次ギリシャ救済が最終決定されることはないと言 明した。ギリシャの債務減免をめぐる銀行との協議が完了していない ことを理由に挙げた。ギリシャのベニゼロス財務相は前日、同国の予 算を監視する特別委員をEUに設ける提案に関する報道を受けて、 「国家の尊厳」に関わるとして同提案を拒否した。ドルは主要通貨の バスケットに対して一時0.7%上昇した。

MLVのシニアリサーチアナリスト、リック・トロットマン氏は 電話インタビューで、「今日の市場はリスク回避モードだ」と指摘。 「ドルの上昇も金にはマイナスとなっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 4月限は前営業日比0.1%安の1オンス=1734.40ドルで終了。下 落は4営業日ぶり。先週末は一時1743ドルと先月8日以来の高値を 付ける場面もあった。

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