MFグローバル、破産法申請の1週間前に堅調をS&Pにアピール

経営破綻した先物ブローカー、 米MFグローバルのヘンリ・スティーンカンプ最高財務責任者(CF O)は破産法適用を申請する1週間前に、米格付け会社スタンダー ド・アンド・プアーズ(S&P)への電子メールで、同社が「これま でになく強い」と言明していたことがわかった。

S&PはスティーンカンプCFOの電子メールの抜粋を米下院金 融委員会の小委員会に提出。さらに、MFグローバルのジョン・コー ザイン前最高経営責任者(CEO)が10月20日にS&Pのアナリ ストと面会し、欧州ソブリン債への63億ドルの投資は同社にとっ て脅威となるものではないと請け合っていたことを報告した。ブルー ムバーグ・ニュースが入手した1月17日付書簡で明らかになった。

同委員会は2月2日の公聴会で、MFグローバル破綻をめぐるS &Pの役割に焦点を当てる。コーザイン前CEOは昨年12月、2度 にわたり公聴会で証言した。コーザイン氏はゴールドマン・サック ス・グループのCEOやニュージャージー州知事を務めた経験を持つ。 S&PはMFグローバルに破産法適用を申請するまで投資適格級の格 付けを付与していた。

S&Pのマネジングディレクター、クレイグ・パーミリー氏(ニ ューヨーク在勤)が同小委員会のランディ・ノーガバウアー委員長 (共和、テキサス州)に宛てた書簡によれば、スティーンカンプCF Oは昨年10月24日、S&Pに対し「MFグローバルの立場はこれ までになく強い」としていた。

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