EU:ギリシャ救済パッケージでつまずき、メルケル独首相が遅延示唆

欧州連合(EU)首脳らは 30日の会議で、第2次ギリシャ救済パッケージをめぐる合意はで きないもようだ。

ギリシャの財政赤字が2年連続で目標を上回ったことで、同国 は予算監視で欧州が送り込む監督官を受け入れるようドイツとオラ ンダから迫られ、防戦に努めている。

オランダのルッテ首相はこの日、首脳会議を前にブリュッセル で記者団に、「ギリシャはパッケージを実施する用意があることを 示さなければならない」として、「われわれはこの困難な時期を通 じてギリシャを助けることができるが、ギリシャもわれわれとの間 の全ての合意を実行する必要がある」と語った。

この日のサミットの目的は5000億ユーロ(約50兆円)規模 の恒久的救済基金の前倒し発足で正式合意することと、ドイツ主導 の赤字抑制条約に署名することだが、ギリシャの債務減免と経済管 理問題が影を落としている。

債務減免についてのギリシャと民間の交渉は進展しているが、 結論はまだ出ていない。ギリシャの歳出削減・経済改革について欧 州当局はまだ納得するに至らず、ギリシャが3月20日に145億ユ ーロの国債を償還するために必要な救済合意の妨げになっている。

ドイツのメルケル首相はこの日、EUと国際通貨基金(IM F)、欧州中央銀行(ECB)の査察団、いわゆる「トロイカが現 在ギリシャで作業しているほか、銀行との交渉の結果も出ていない ため、ギリシャに関し踏み込んだ協議はしない」と述べた。

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