蘭フィリップス:11年通期は08年来の赤字-12年見通しには慎重

欧州の家電大手、オランダのロイ ヤル・フィリップス・エレクトロニクスは30日、今年の業績見通しに ついて慎重な姿勢を示した。同社の2011年通期決算は評価損や販売低 迷、テレビ事業撤退コストなどが響き、通期ベースでは08年以来の赤 字となった。

同社は発表資料で、事業改革コストや製造の効率を高めるための 投資が今年の利益を圧迫するとの見通しを示した。フランス・バンホ ーテン最高経営責任者(CEO)は資料で、「世界経済、特に欧州の不 確実性を考慮し、12年については慎重になっている」と説明した。

10-12月(第4四半期)の純損益は1億6000万ユーロ(約161 億円)の赤字となり、前年同期(4億6500万ユーロの黒字)から収支 が悪化。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査では、2575万ユー ロの赤字が見込まれていた。11年通期は12億9000万ユーロの赤字だ った。

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