豪ドルとNZドル下落、EU首脳会議控えて-イタリア金利上昇懸念も

30日の外国為替市場では、債務危 機について話し合う欧州連合(EU)首脳会議を控えて、オーストラ リア・ドルとニュージーランド(NZ)ドルが下落した。

豪ドルは主要16通貨全てに対して下落。先週のフィッチ・レーテ ィングスによるイタリアの格下げを受けて、同国の国債入札で借り入 れコストが上昇するとの懸念が広がったことも材料視された。NZド ルは過去10カ月間で最長の上げ相場が終了。世界的な株安の流れを引 き継ぎ、アジア株が下落したことが嫌気された。

通貨・金利リスク管理会社ロッチフォード・キャピタルのマネジ ングディレクター、トーマス・アバリル氏(シドニー在勤)は「欧州 の問題を解決するための道のりはまだ遠く、市場の皮肉な見方が再浮 上することがあり得る」と指摘。「豪ドルとNZドルは再び相場のサポ ートを見いだす前に少し下げる必要があるだろう」と述べた。

豪ドルはシドニー時間午後3時54分(日本時間同1時54分現在、 前週末比0.7%安の1豪ドル=1.0588米ドル。円に対しては0.7%安 の1豪ドル=81円19銭。NZドルは0.5%安の1NZドル=0.8209 米ドル。前週末まで6日連続で上昇し、昨年3月以来最も長い上昇局 面となっていた。対円では0.5%安の1NZドル=62円94銭。

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