ギリシャのデフォルト、過小評価は「危険な火遊び」-ドイツ銀CEO

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【記者:Christine Harper】

1月28日(ブルームバーグ):ギリシャ国債の保有者が自発的な 債務再編に応じる条件で合意が成立せず、同国がデフォルト(債務不 履行)に陥る場合の経済的・政治的影響が過小評価されているとドイ ツ銀行のアッカーマン最高経営責任者(CEO)が警告した。

アッカーマンCEOは28日、世界経済フォーラム (WEF)年 次総会(ダボス会議)の場で行われたインタビューで、「デフォルト のリスクは人々が通常考えているよりもはるかに大きい。一部の市場 が既に特定の国に対して神経質になっている。デフォルトの影響がな いと考えれば、それは危険な火遊びのようなものだ」と語った。

ギリシャの債務再編の条件をめぐって債権者らが政府や国際通貨 基金(IMF)、欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)と協議 を続ける中で、一部の投資家やバンカーらは、デフォルトの影響がそ れほど大きくないとの見方を示唆している。ダウ・ジョーンズ(DJ) 通信によれば、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCE Oは、米経済ニュース専門局CNBCとのインタビューで、ギリシャ のデフォルトが「大惨事」にはならない見通しだと述べた。

アッカーマン氏(63)は「巻き添えの被害と感染のリスクを彼ら は過小評価している。ユーロ圏で今後デフォルトが起きれば、ユーロ システム全体に対する信認と信頼が損なわれる。その意味で歴史的、 政治的な観点からもデフォルト阻止に全力を尽くす必要がある」と訴 えた。

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