モビアス氏:新興市場株はQE3で恩恵-中国とロシアなど魅力

資産運用会社テンプルトン・ アセット・マネジメントのマーク・モビアス氏は、米連邦準備制 度理事会(FRB)による量的緩和第3弾(QE3)が実施され た場合、それに伴う資金流入によって新興市場株が恩恵を受ける とし、中国とロシア、台湾の株式が「魅力的だ」との見方を示し た。

モビアス氏は27日にバンコクから電話インタビューに応じ、 「QE3は金融システムの中に潤沢な現金があることを意味して おり、新興市場にとって極めて良いことだ」と語った。その上で、 「概して機関投資家から株式への一段の資金流入を見込んでおり、 新興市場についてももちろんそうだ」と付け加えた。

同氏は今週の中国株式相場について、「恐らく上昇するだろう」 と予想。先週は春節(旧正月)の連休で休場だった。さらに、中 国が引き続き金融緩和を進めることは「間違いない」として、同 国の消費、エネルギー、商品株を勧めると述べた。

モビアス氏は中国に加えて、台湾とロシアの株式市場も「魅 力的」だと指摘。同氏によれば、テンプルトンはインドネシアの ほか、ベトナム、ラオスなどの国も選好しているという。

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