欧州に危機収束への一段と迅速な取り組み促す-ダボス会議が閉幕

スイスのダボスで開かれてい た世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)は29日、 5日間の日程を終え閉幕した。各国の政府首脳や財務相らは、も はや世界のどの国も欧州債務危機の影響を免れることはできない と警鐘を鳴らし、欧州各国に対し危機収束への一段と迅速な取り 組みを求めた。

香港からカナダに至る各国・地域の政策当局者は同会議最終 日の29日、ユーロ圏当局者らにイタリアとスペイン向けの救済資 金拡充を促した。ギリシャと民間債権者に対しても、同国の債務 削減に向け信頼できる合意を結ぶよう強く求めた。

会議に出席した当局者らは、欧州が解決の自助努力を怠る場 合は、域外からの追加支援を受けられない可能性があるほか、国 際通貨基金(IMF)の安全網拡充の動きを後退させかねないと 指摘した。同会議では週の初めには、欧州は市場の沈静化に成功 したとの意見が多く楽観的な見方が大勢を占めていたが、次第に 欧州の自助努力への懸念が強まった。

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