ギリシャ首相:国内3党党首の支持得た-債務交換、支援交渉で

ギリシャのパパデモス首相は29 日、民間債権団との債務減免交渉や国際支援をめぐる協議を政府が引 き続き推進することについて、国内3党党首の支持を得たと言明した。 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)はギリシャに対し、新た な資金確保のために支出をさらに削減するよう圧力を強めている。

パパデモス首相は、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首 のパパンドレウ前首相、新民主主義党(ND)のサマラス党首、国民 正統派運動(LAOS)のカラザフェリス党首との会談後に電子メー ルで発表した声明で、党首3人は民間債権者および国際債権団との協 議に関して政府と意見が「完全に一致」していると説明。「このプロセ スが成功しなければ、われわれは社会に悲惨な結果をもたらす経済破 綻という恐怖の影に直面せざるを得ない」と警告した。

パパデモス首相はまた、EU首脳会議出席のためブリュッセルに 向かう前に協議は「容易ではない」と発言した。

欧州首脳らは30日にブリュッセルで、ギリシャに端を発し、現在 もユーロ圏の存続を脅かし続けている債務危機に対応し、ユーロ圏の 財政規律強化のためのルール策定に取り組む。ギリシャは過去2年間 に救済と引き換えに受け入れた条件の達成に苦しみ、3月20日には 145億ユーロ(約1兆4800億円)相当の国債償還を控えている。事情 に詳しいユーロ圏の政府当局者2人が28日に明らかにしたところに よると、欧州の政策担当者らはギリシャの予算決定に直接介入する計 画を検討している。

ただ、ベニゼロス財務相のほか、パパデモス首相を支持する全て の国内政党、他の議会政党もそのような観測を否定している。

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