国際金融協会:ギリシャの債務交換交渉で一段の進展-来週の合意予想

ギリシャと同国債の民間債権者は来 週債務交換で合意できるとの見通しを示している。債券保有者は欧州各 国政府が求めたギリシャ新発債のより低い金利を受け入れることを示唆 した。

民間債権者を代表してギリシャと交渉を行っている国際金融協会 (IIF)は28日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル 議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)が提示した枠組みで、双方が自主 的な債務交換で合意に「近い」と述べた。電子メールで声明を送付し た。

交渉に詳しい関係者1人は最終合意がまだ成立していないことを理 由に匿名で、債権者がギリシャ30年物新発債で平均で最低3.6%の表面 金利を受け入れる用意があることを明らかにした。

ギリシャのベニゼロス財務相も同日、最終的な債務交換に関する合 意が来週成立するだろうと語った。

同相は今後数日間が次の10年のギリシャを形作るだろうと述べた。 同相は欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF) で構成するトロイカの当局者との会談後に記者団に対し、債務交換に加 えて、「われわれは労働や構造改革、年金問題を解決する必要がある。 労働組合や雇用者との国家的な合意が必要だ」と語った。

ギリシャのパパデモス首相は29日に、今月30日の欧州連合(EU) 首脳会議を前に、同国への第2次支援策に関して国内の各党指導者と協 議する予定。

ユーロ圏の当局者2人が明らかにしたところによると、ギリシャへ の第2次支援策の条件として、欧州当局者はギリシャの予算決定に直接 介入する計画について議論している。

ギリシャ当局者は28日、同国政府が国家主権に反するとして、計画 を拒否したと語った。ドイツ財務省スポークスマンはこの件についてコ メントしていない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE