欧州危機に「終結の兆し」、銀行資金繰り改善-野村の域内担当CEO

欧州のソブリン債危機の最悪期は 過ぎた可能性があり、域内銀行の資金調達環境は改善していると野村 ホールディングスの欧州担当責任者のジョン・フィザッカリー氏は指 摘した。

野村の欧州・中東・アフリカ担当最高経営責任者(CEO)を務 めるフィザッカリー氏は27日、世界経済フォーラム(WEF)年次 総会が開かれているスイスのダボスでインタビューに応じ、「欧州は 少し峠を越え始めつつある兆しがある」と発言。欧州市場の信用収縮 が緩和され政府以外の資金にアクセスできるようになれば「終結の兆 し」だと語った。

欧州中央銀行(ECB)は信用危機を回避するため金融システム に低コストの資金を大量供給しており、昨年12月には期間3年のオ ペを通じて4890億ユーロ(約49兆6000億円)を域内銀行に貸し付 けた。ECBが初の3年物オペを通じた資金供給を先月開始して以来、 ラボバンク・ネダーランドなどの域内銀行は計195億ユーロの無担保 優先債を発行している。昨年7-12月期の発行は145億ユーロに落 ち込んでいた。

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