来週のNY原油先物:47%が上昇予想-米FRBの低金利延長で

来週のニューヨーク原油先物相場 は、上昇するとの見方が優勢だ。米連邦準備制度理事会(FRB)が 低金利を延長することを決めたほか、欧州連合(EU)がイラン産原油 禁輸で合意したことが背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト32人を対象に実施した調 査では、15人(47%)が来週の原油先物相場は上昇すると予測。下落 を予想したのは10人(31%)。ほぼ変わらずは7人だった。前回は 45%が上昇するとみていた。

FRBのバーナンキ総裁は25日、低金利の延長のほか国債の購入 拡大を検討していると述べた。EUは23日、イランの核開発計画に圧 力をかけるため7月1日から禁輸を実施すると発表した。

PFGベスト(シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「FR Bの低金利延長は原油相場にとって強材料だ。イランは来週、EUの禁 輸発表に対する警告で価格をつり上げようとするかもしれない」と述べ た。

イランは禁輸が実施されれば、世界の原油の約20%が通航するホ ルムズ海峡を閉鎖すると警告している。

2004年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は48%。ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週 木曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通 しを問う調査を実施している。

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