コメルツ銀がボーナスの一部未払い-元ドレスナー従業員が法廷で主張

ドイツのドレスナー銀行の元従業 員らが同銀を買収した独コメルツ銀行を相手取りボーナス支給を求めて 起こした訴訟で、元マネジャーの1人はロンドンの裁判所で、コメルツ 銀行が個人の成績に連動するボーナス39万4000ドル(現在のレート で約3050万円)を支払わなかったため提訴したと主張した。

ドレスナー銀の資本市場部門の元リスク管理担当責任者、デズモ ンド・マクナマラ氏は、コメルツ銀を提訴したドレスナーのロンドン在 勤の従業員104人の中の一人。ドレスナー銀が09年に買収される前に 行ったボーナスの約束を、コメルツ銀が守らなかったと訴えている。

マクナマラ氏は、「私が主張しているのは、直属の上司が私の成 績に見合うと判断した金額だけだ」と主張。同氏は08年に給与と保証 されたボーナス約40万ポンドを受け取ったが、コメルツ銀は変動ボー ナスの39万4000ドルを支払わなかったとしている。

元ドレスナー銀の従業員が裁判所に提出した書類によると、独銀 2位のコメルツ銀は09年1月にドレスナー銀の買収を完了し、ボーナ ス支給額を90%以上削減した。ドレスナーのステファン・イェンチ最 高経営責任者(CEO、当時)は08年、残留する従業員のために4億 ユーロ(同約406億円)確保すると約束していた。

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