シティグループ:米30年債利回りは2.1%に低下へ-テクニカル分析

米シティグループ・グローバル・ マーケッツによると、米連邦準備制度理事会(FRB)は追加の証券購 入よりも保有債券の平均残存期間を長期化する公算が大きいため、30 年物米国債利回りは2%を割り込む可能性もある。

チーフ・テクニカルアナリストのトム・フィッツパトリック氏は 26日付調査リポートで、30年債利回りチャートで「ダブルトップ」と して知られるテクニカル・パターンから、1.8%までの低下が示唆され ていると指摘し、「少なくとも」2.1%に下がると予想した。

同僚のシャム・デバニ氏らも執筆した同リポートは、FRBのバラ ンスシート拡大が「米経済の動向から必要になるかどうかは現時点では 全く分からない」とし、「このため、次のFRBの動きはバランスシー トの『拡大』よりも『長期化』になる公算が大きいと考える」と説明し た。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーの価格情報によると、ニュー ヨーク時間午後3時42分時点で、30年債利回りは6ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)低下し3.09%。2008年12月には過去最低 の2.51%を付けていた。

フィッツパトリック氏は電話インビューで、経済成長の促進を目指 した追加の証券購入には商品価格を押し上げるリスクがあり、景気刺激 策を台無しにする恐れがあると指摘。「それは土壇場での措置だろうと 私はなお考えているし、正直なところ、間違った行動だと思う」と付け 加えた。

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