財務相:長期傾向か一時的現象か「分析して対策を」-貿易赤字

安住淳財務相は27日午前の閣議後 会見で、2011年の貿易収支が31年ぶりに赤字に転落したことを受け 「傾向なのか、単年度のものなのか、今の時点では判断できない」と 述べ、原因を分析する必要があるとの考えを示した。

財務相は「昨年は東日本大震災、さらにそれに伴う燃料の量も急 増した。そうした特殊要因に円高も重なった」とした上で、「一時的に 赤字になったのか、日本経済のなかで輸出産業の体力が落ちているの か。しっかり分析して対策を立てなければならない」と強調。

さらに、所得収支の黒字に支えられている経常黒字も将来的に赤 字になるとの一部の見方に対しては「所得収支はこれまでの財産。今 はプラスではあるが、甘えていては財産を食いつぶすことになりかね ない。常に貿易収支のなかで黒字が出せるような体質を企業に持って もらうことが大事だ」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE