ボラード総裁:NZ経済は欧州危機と地震の打撃を乗り切れる

ニュージーランド(NZ)準備銀 行(中央銀行)のボラード総裁は27日、地震や欧州債務危機の打撃を 受けた同国経済について、世界的な景気減速と復興の遅れをうまく乗 り切れる状況にあると指摘し、政策金利が2013年まで据え置かれると の投資家の見方を裏付ける発言を行った。

同総裁はクライストチャーチでの講演で、「住宅やインフラの取り 壊しと修復作業が進むのに伴い、2012年は経済活動が緩やかに上向き、 13年には本格的に復興が始まる」と中銀はみていると説明。その上で、 「政策金利の水準が引き続き適切かどうかを判断する」ために復興状 況を注視し続ける必要があると述べた。

さらに市場が現在、同国の政策金利であるオフィシャル・キャッ シュ・レートについて、今後1年間は上昇も低下もしないとみている ことに「満足している」と語った。

ボラード総裁は欧州債務危機にも触れ、「欧州のリセッション(景 気後退)の影響が波及すれば、アジアの成長鈍化を誘発し、商品価格 を押し下げ、オーストラリアやNZに深刻な影響をもたらす恐れがあ る」と警告した。

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