米国株の反転下落、「極端な数値」のテクニカル指標が示唆-BTIG

S&P500種株価指数の今月こ れまでの上昇率が1月としては1997年以来の大きさとなっているこ とで、テクニカル分析のモメンタムとセンチメント指標の組み合わせ が93年以降で6%しか現れたことのない状態にある。BTIGが指 摘したもので、株式相場が反転下落するサインだとしている。

ブルームバーグのデータによると、S&P500種の相対力指数 (RSI、期間14日)は25日に70%を上回った。RSIは買われ 過ぎ、売られ過ぎを示す指標で、70%を突破するのは昨年2月18日 以来。テクニカルアナリストの一部は、RSI70%超は相場上昇が行 き過ぎでペースも急激過ぎることを示すとみる。米国株オプションの 指標であるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ 指数(VIX)は19日、昨年7月以降で初めて20を下回った。

ブルームバーグのデータに基づくと、前回RSIが70%を超えて VIXが20を割り込んだ11カ月前には、S&P500種が2年8カ月 ぶりの高値を付けていた。S&P500種はその後1カ月間で6.4%下 落した。

BTIGの定量分析・テクニカル担当チーフストラテジスト、ジ ョシュ・ドリンジャー氏は電話取材で、「間違いなく、めったにない 状況にある」と指摘。「これらは極端な数値だ。こうした場合は大抵、 相場の息切れ感が支配的になる」と述べた。

ブルームバーグのデータによれば、S&P500種は年初から25 日までに5.4%上昇。このままいけば、97年1月の6.1%上昇以来の 大幅高で今月の取引を終えることになる。

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