RBSのCEO賞与1.2億円に減額、前年の半分以下-英首相の圧力か

【記者:Gavin Finch】

1月26日(ブルームバーグ):英政府が出資する銀行としては最 大のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) のスティーブン・ヘスター最高経営責任者(CEO)は、2011年の賞 与として、96万3000ポンド(約1億1700万円)相当を全て株式で 受け取る。報酬額は前年の半分以下となった。

RBSの26日の発表によれば、ヘスターCEO(51)には360 万株が支給され、25日の終値に基づく価値は96万3000ポンドとな るが、支払いは14年まで繰り延べられる。同CEOは10年分につい ては200万ポンド相当の賞与を受け取った。昨年の給与は122万ポン ドだった。

RBSは発表文で、「ヘスター氏の報酬はRBSの業績の回復に 合わせて調整されている。彼は経営の破綻には関与しておらず、業績 立て直しのために起用された」と説明した。

キャメロン英首相は、家計の実質所得が減少し、公共支出も圧縮 される中で、政府が82%出資するRBSの経営幹部らに対し、報酬の 支払いを自制するよう強く求めており、今月に入ってヘスターCEO に100万ポンドを超えるボーナスを支払うべきではないとくぎを刺し ていた。首相府の報道官は電話取材に対して、ヘスター氏の報酬に関 するコメントを避けた。

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