ブラジル株:8営業日続伸-追加利下げ示唆で住宅建設株に買い

26日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が8営業日続伸し、この1年半で最長の上げとな った。ブラジル中央銀行が政策金利を10%を下回る水準に引き下げる 可能性を示唆したことから、住宅建設株が上げを主導した。

売上高でブラジル5位の住宅建設会社、MRVエンジェニャリ ア・エ・パルチシパソンエスは5.3%高と、5カ月ぶり高値を付けた。 一段と低利の金融により、売り上げが伸びるとの見方が背景。同業の PDGレアルティSAエンプレエンジメントス・エ・パルチシパソン エスは5.2%、ブルックフィールドは3.3%それぞれ値上がり。MS CIブラジル指数を構成する10業種では、一般消費財の指数が最も 上昇した。ブラジル中銀は18日の金融政策委員会で4会合連続で政 策金利を引き下げて10.5%としたが、政策当局者は10%を下回る水 準に利下げする「公算が高い」との見方を示した。

ボベスパ指数は前営業日比0.7%高の62953.06で終了。指数構 成銘柄のうち上昇が46銘柄、下落は21銘柄。通貨レアルは0.7%高 の1ドル=1.7491レアル。

証券会社SLWコヘトラのアナリスト、エリック・フード氏は電 話取材で、「住宅建設会社は一段と明るい内需の見通しや政策金利の 低下、低い失業率の恩恵を受けている」と指摘。「それに加えて、M RVは政府の住宅関連プログラムを背景に需要が伸びている低所得層 向け住宅に重点を置いているため、突出している」と述べた。

ブラジル中央銀行が26日公表した17、18両日の金融政策委員会 の議事録によると、同中銀はブラジル経済の大規模な構造的変化を理 由に、追加利下げを示唆した。