英国債:10年債続伸、利回りは大幅低下-量的緩和拡大との観測で

26日の英国債市場では10年債 相場が続伸。利回りは一時、ほぼ2週間ぶりの大幅低下となった。前 日にバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が資産購入を拡 大する可能性を示唆したことを受け、他の中央銀行も金利抑制を目指 して追加策を講じるとの観測が高まった。

この日発表された1月の英小売売上高指数が急速に悪化したこと も、10年債に買いが入るきっかけとなった。ギリシャの救済コスト 膨張への懸念が高まる中、ギリシャ国債の交換をめぐる交渉が再開さ れたことも支援要因となった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテ ジスト、ジョン・レース氏(ロンドン在勤)は、「米金融当局が長期 にわたって低金利政策を継続するという現実が、英国債などの国債へ の支援要因となっている」と発言。「イングランド銀行(英中央銀行) はそこまで踏み込まないだろうが、借り入れコストを引き続き抑制す るために量的緩和策を拡大するのは間違いない」とも語った。

ロンドン時間午後4時37分現在、10年債利回りは前日比6ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.10%。一時は 7bp下げ、13日以来で最大の下げとなった。同国債(表面利率

3.75%、2021年9月償還)価格はこの日、0.555上げ114.315。

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