欧州救済基金の上限は明確、EU首脳会議で議題に上らない-独当局者

ドイツ政府当局者は26日、欧 州の恒久的な救済基金の規模について、明確かつ合意済みの上限が 設定されており、今月30日の欧州連合(EU)首脳会議では議題 に上らないと述べた。

同当局者はベルリンで、EU首脳会議に臨むドイツの方針を記 者団に説明。イタリアのモンティ首相は欧州安定化メカニズム(E SM)の規模を5000億ユーロ超に拡大するよう呼び掛けたものの、 メルケル独首相はそれに反対だと強調した。

独伊両首相とサルコジ仏大統領は30日にブリュッセルで、E U首脳会議が始まる直前に議題について話し合う。会議の準備内容 は非公開だとして匿名で語った当局者によると、ドイツは経済成長 と雇用の促進方法でのEU合意を目指している。成長と雇用の促進 は、債務危機の悪化防止で実施される緊縮策がもたらす負の影響を 和らげると期待される。

同当局者はさらに、欧州当局者らと国際通貨基金(IMF)に よるギリシャの債務の持続可能性に関する次回報告書が、EU首脳 会議までには恐らく間に合わないと指摘。首脳会議ではギリシャ向 け第2次救済や同国の民間債権者との債務減免協議に関して話し合 う予定はないことも明らかにした。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 小林 恭子 Kyoko Kobayashi +1-212-617-5230 kkobayashi39@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Tony Czuczka at +49-30-70010-6227 or aczuczka@bloomberg.net

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