米イルミナ:ロシュからの敵対的買収に抵抗へ-「毒薬条項」で防衛

スイスの製薬会社ロシュ・ホー ルディングから57億ドル(約4400億円)で敵対的買収を仕掛けら れたDNA分析機器メーカーの米イルミナは、この防衛策として「毒 薬条項」を採用した。

イルミナの26日発表によると、同社株主には保有する普通株1 株に対する配当として新株1株を購入する権利が付与される。2月6 日の営業時間終了時点を株式保有の基準とする。ただ、この新株引受 権はすぐには行使できないようになっているという。

新株引受権を用いた防衛で、敵対的買収を仕掛ける側のコストは 一気に跳ね上がる。ロシュあるいは買収をもくろむ他の企業・投資家 がイルミナの株式15%以上を取得した時点で、既存株主が新株を購 入する権利を行使できるようになるためで、買収を仕掛けた側が保有 する株式の価値は希薄化する。

ロシュの広報担当者はコメントを控えている。同社は25日、イ ルミナの株主に直接1株当たり44.50ドルでの買収提案を提示する 計画であることを明らかにしている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE