米AT&T:通期利益見通し予想下回る、スマートフォンの負担増

米通信最大手、AT&Tが示し た2012年通期の利益見通しはアナリスト予想を下回った。アップル の「iPhone(アイフォーン)」などのスマートフォン(多機能 携帯電話)の需要が記録的水準に高まる中、こうした機種販売に伴う 経費負担が重しとなっている。

AT&Tの26日発表によれば、今年は%表示で「1桁台半ばま たはそれ以上の増益率」となる見通し。アナリストの予想平均は 11%だった。

同時に発表された昨年10-12月(第4四半期)の純損益は66 億8000万ドル(約5170億円)の赤字となった。TモバイルUSA を買収する計画の撤回に伴い約40億ドルの税引き前費用を計上した ほか、福利厚生プランやその他資産の再評価関連の支出が響いた。

iPhoneなどのスマートフォンを扱う通信各社は2年契約を 獲得するために競争しており、いずれも端末販売で赤字となっている。

10-12月期の売上高は前年同期比3.6%増加して325億ドル。 ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均は320億ドルだっ た。

ワイヤレス部門の売上高は10%増の167億ドルとなった。スマ ートフォンへの補助金負担で同部門の営業利益率は前年同期の

22.9%から15.2%に低下した。

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