PIMCOのグロース氏:第3~5弾の米量的緩和を予想

債券ファンド最大手、米パシフィ ック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロ ース 氏は、連邦準備制度理事会(FRB)が追加の量的緩和(QE)を実 施することで米国は「金融の抑圧」に見舞われるとの見方を示した。

同氏は米簡易ブログのツイッター上で、第3、第4、第5弾のQ Eが「待ち受けている」と記し、FRBが今後少なくとも3年間は政 策金利をゼロ近辺に維持すると予想した。

バーナンキFRB議長は25日の連邦公開市場委員会(FOMC) 後の記者会見で、政策金利を「少なくとも2014年遅く」まで異例の低 水準に据え置くとした上で、証券の追加購入を検討していることを明 らかにした。5年物米国債の利回りは同日、過去最低の0.76%に低下。 消費者物価上昇率の3%を考慮すると、実質的に2.24%のマイナス金 利となる。

グロース氏は4日の月次投資見通しで、「金融の抑圧は実質マイナ ス金利次第であり、インフレ率が少なくとも数年かけて上昇するまで、 各中央銀行はゼロ金利付近で動かないだろう」と指摘していた。

FRBはQEとして知られる大規模な市場からの資産購入を通じ、 これまで2回のプログラムで2兆3000億ドル(約178兆円)相当の証 券を買い入れた。

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