ギリシャ債務スワップにECB参加必要、EFSF買い取りも-ノムラ

【記者:Marcus Bensasson】

1月25日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)はギリシャ 債務の持続可能な水準への削減を成功させるため、民間債権者ととも に債務スワップに参加する必要がある。ノムラ・インターナショナル のエコノミストらが指摘した。

ノムラのエコノミスト、ディミトリス・ドラコプロス氏(ロンド ン在勤)らは25日付のリポートで、ギリシャが国債の契約に「集団行 動条項」を導入すれば、ECBが保有するギリシャ国債も、欧州連合 (EU)が昨年10月26日の首脳会議で合意した債務スワップの対象 に含まれる可能性が高いとの見方を示した。

エコノミストらは「ECBを今回の債務スワップから除外すれば、 ギリシャの債務の国内総生産(GDP)比率を2020年までに120%に 削減するという目標を達成するためには、新発国債の額面価額のさら なる大幅な削減が必要になる」と分析。「そのような選択肢は昨年10 月の合意の範囲を超えるため、プログラム全体の設計について時間の かかる見直しを迫られ、3月の国債償還期限に間に合わない公算が大 きい」と警告した。

ドラコプロス氏らは代替案として、高債務国の救済基金である欧 州金融安定ファシリティー(EFSF)がECB保有のギリシャ国債 を額面の80%程度で買い取り、新たに発行される国債と交換する可能 性にも言及している。

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