【テクニカル分析】ドルは80円に上昇も-「ダブルボトム」が示唆

ドルの対円相場は2%余り上昇し、 約半年ぶりの水準に達する可能性がある。シティグループ・グローバ ル・マーケッツが「ダブルボトム(二番底)」として知られるテクニカ ル分析の指標に基づいて指摘した。

シティのチーフ・テクニカルアナリスト、トム・フィッツパトリ ック氏(ニューヨーク在勤)がシャム・デバニ氏、ジム・チョウ氏と まとめた投資家向けリポートによると、終値で1ドル=78円29銭に なれば、昨年11月1日以来の高値となり、ダブルボトムが完成するこ とになると説明。ドルは80円に上昇する可能性があると予想した。

ブルームバーグのデータによれば、ニューヨーク時間25日午前 10時34分(日本時間26日午前0時34分)現在、ドルは0.7%高の1 ドル=78円23銭。一時は78円24銭を付けた。ドルは昨年10月31 日に戦後最安値となる75円35銭を記録。ドルが80円の水準で最後に 取引されたのは8月4日のことだ。

チョウ氏は電話インタビューで、「数日後に80円に上昇するかも しれない」と述べた。

ダブルボトムは11月18日に76円58銭、1月2日に76円33銭 の安値からドルが持ち直した際に形成された。このトレンドは崩れる ことも考えられるが、25日の終値が重要なサインになるとチョウ氏は 指摘した。

ダブルボトムは為替相場がほぼ同じ深さの谷を続けてつくる際に 生じるもので、相場の反発を示唆する。

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