ギリシャ債務交換、交渉は26日夜に再開-民間は「3.75%」の新提案か

【記者:Nicholas Comfort and Sonia Sirletti】

1月26日(ブルームバーグ):ギリシャの債務を減らし経済の崩 壊を回避するためのぎりぎりの交渉が26日夜、アテネで再開される。 膨らむ救済コストに、国際機関や中央銀行も巻き込んで当事者間の対 立が続いている。

世界の銀行業界を代表する国際金融協会(IIF)のダラーラ専 務理事と、同じく民間債権者の代表を務めるジャン・ルミエール前欧 州復興開発銀行(EBRD)総裁は26日アテネに戻り、欧州の財務 相らがギリシャ国債保有者に一段の損失負担を迫った後の仕切り直し の交渉が始まる。

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、公的部門のギリ シャ国債保有者も民間とともに支援を拡大する必要性に言及し、議論 をさらに複雑にした。事情に詳しい関係者によれば、欧州中央銀行 (ECB)がギリシャ債務交換に応じる考えはない。

ダラーラ専務理事は24日、公的部門、民間を問わず全当事者が 貢献するべきだと訴えた。アテネ通信(ANA)によると、同専務理 事とギリシャのパパデモス首相の協議は26日午後8時から始まる。

23日の時点で事情に詳しい2人の関係者が述べていたところに よると、民間の国債保有者の最新案は正味現在価値の約69%の損失 につながる内容。この案では新たに発行される30年国債の表面利率 は平均で約4.25%になるという。欧州の財務相らは今週、2020年 までに償還される国債について3.5%未満、30年国債は4%未満の 表面利率の受け入れを迫る意向を示した。

ギリシャ紙カティメリニは26日、ダラーラ専務理事が新発債の表 面利率を加重平均で3.75%とする新たな案を提示すると報じた。情 報源は明らかにしていない。

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